第19回フォーラム「医療の改善活動」全国大会 in 松山 開催のご案内


平成29年11月17日(金)、18日(土)の2日間、第19回フォーラム「医療の改善活動」全国大会を愛媛県松山市で開催させていただきます。
 現在、日本の医療を取り巻く環境は急速な変化が訪れています。高齢化社会、電子機器の発展、AIの導入、地域医療構想における病床の機能分化・連携、そして医師を含めた医療従事者の長時間労働の問題など様々な変化が起こっています。特に、過重労働を見据えた医療従事者の新しい働き方は早急に考える必要性があります。「ひたすら仕事をする」から、非効率性を少しでも軽減しなければ、時間外労働の削減など職場環境を改善する事は出来ません。改善活動を通じて、医療従事者の「ムダ、ムラ、ムリ、ダラリ」を見直すことが、更なる医療の質の向上と医療従事者が健康で安心して働くことができる職場環境の整備に繋がると考えています。
 
 今回、四国で始めての全国開催となります。松山市は、西に穏やかで美しい瀬戸内海に面しており、年間を通して気候は温暖で雨の少ない過ごしやすい地域です。松山市は、江戸時代から残っている貴重な天守を有する松山城を中心に街並が広がっている城下町です。また、日本最古の名湯といわれる道後温泉をはじめとする特徴のある温泉が市内にあり、近代俳句の礎を築いた正岡子規をはじめとする多くの文人を輩出したことにより、「いで湯と城と文学のまち」と言われています。
 今回の特別講演は、俳句の街、松山での開催にふさわしい、俳人の夏井いつき氏にお話いただき、俳句のおもしろさや奥深しさを知って頂けるように考えています。また、シンポジウムは「医療のTQM推進を考える~人的資源管理:看護師の教育~」をテーマに3人のシンポジストの先生にご発表していただきます。

 その昔、弘法大師が四国に八十八箇所の寺院・霊場を開き、その霊場を巡拝する人をお遍路さん(おへんろさん)と言います。四国は古くから四国遍路をされるおへんろさんたちを暖かく迎えてきた街らしく、旅人を温かく迎え入れる「おもてなし」の心くばりが息づいています。温泉で日頃の疲れを癒すとともに、医療従事者の新しい働き方を一緒に考えて頂ければと準備しています。
 お遍路文化によって育まれた“おせったいの心”で大会成功に向けて誠心誠意努めさせていただきますので、皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。


第19回フォーラム「医療の改善活動」全国大会 in 松山
大会長 西村 誠明
(愛媛県立中央病院 院長)