(資料4.)
「医療の質・安全向上のための改善プロジェクト」の実施について
参加病院を募ります
医療のTQM推進協議会は、「医療提供システムの総合的質管理手法に関する研究」(厚生科学研究費補助金事業)が実施する「医療の質・安全向上のための改善プロジェクト」に、協力団体として参画し、会員施設に参加を呼びかけます。
平成14年2月から8ヶ月間の予定で、上記研究班と有志病院による改善プロジェクトが実施されます。 今回取り組む改善テーマは「危険薬の誤投与の防止」と「インスリン治療の安全管理」で、複数の病院がテーマごとにグループを形成し、質管理や安全管理の専門家の助言を得ながら、互いに経験を交流しつつ改善サイクル(PDCA)をまわして各病院に適した問題解決をめざします。
プロジェクトのねらいは、部門や職種を超えた改善チームによる組織的な改善プロジェクトを実施し、実際に問題解決を実現することを通して総合的質管理の考え方を学びその有効性を実証するとともに、病院の中に改善の文化を浸透させる質・安全管理のエキスパートを育成することにあります。 プロジェクトの開始にあたって集中研修(ヒヤリハット事例の解析手法、安全管理の考え方、プロセス改善の方法、など)を行い、その後、3回の全体会合を持ちながら段階的に進めます。
対象は(1)病院のトップが医療事故防止に組織的に取組む意思がある、(2)質や安全にかかる改善の取組みを担当する委員会、質管理責任者、及び質・安全業務に一定の時間を割けるスタッフ若干名(リスクマネジメントやQCサークル事務局などの質関連業務との併任でよい)を配置できる、(3)主な部門や職種に質・安全管理のエキスパート(院内専門家)を育成する意思がある、病院です。 (QCサークル活動や同等の活動を行っているか、この機会に始める病院であればなお望ましい。)
平成14年2月10日−11日の会合でスタートとなります。 参加を希望される病院は下記までお問い合わせください。
東北大学大学院医学系研究科国際保健学分野 上原鳴夫
電話 022−717-8197 e-mail: naruo@t3.rim.or.jp
3.諸外国の医療改善活動との交流の促進
諸外国の医療安全・質改善活動の紹介や交流の促進を通じて会員施設の活動の活性化や普及を促進する。
(1) 講演会・シンポジウムを開催して諸外国の成功事例や先進的な取組みを紹介する
(2) 第2回アジア太平洋医療の質改善フォーラム(平成14年、シンガポール)へのスタディツアーを企画主宰する
(3) 海外からフォーラム参加希望があれば積極的に受入れる
(4) 平成16年度-17年度のいずれかをめどにアジア太平洋医療質改善フォーラムを主催する方向で検討する
4.その他−協議会の名称について
本会の発足にあたって会の名称を当面「医療のTQM推進協議会」とし適宜見直しを行うものとしたが、改善活動やTQMの必要性がその後さらに高まっているのに対し、会の名称から活動の内容が見えにくいとの声が聞かれる。このため、第4回フォーラムを契機としてより多くの病院が参加できるような名称に会名変更する方向で検討する。これに伴い、現在の会報を会誌に発展させること、研究機能の強化、これに必要な組織体制作りについてもあわせて検討し、第7回幹事会の討議に付すこととする。
(資料4.)
「医療の質・安全向上のための改善プロジェクト」の実施について
参加病院を募ります
医療のTQM推進協議会は、「医療提供システムの総合的質管理手法に関する研究」(厚生科学研究費補助金事業)が実施する「医療の質・安全向上のための改善プロジェクト」に、協力団体として参画し、会員施設に参加を呼びかけます。
平成14年2月から8ヶ月間の予定で、上記研究班と有志病院による改善プロジェクトが実施されます。 今回取り組む改善テーマは「危険薬の誤投与の防止」と「インスリン治療の安全管理」で、複数の病院がテーマごとにグループを形成し、質管理や安全管理の専門家の助言を得ながら、互いに経験を交流しつつ改善サイクル(PDCA)をまわして各病院に適した問題解決をめざします。
プロジェクトのねらいは、部門や職種を超えた改善チームによる組織的な改善プロジェクトを実施し、実際に問題解決を実現することを通して総合的質管理の考え方を学びその有効性を実証するとともに、病院の中に改善の文化を浸透させる質・安全管理のエキスパートを育成することにあります。 プロジェクトの開始にあたって集中研修(ヒヤリハット事例の解析手法、安全管理の考え方、プロセス改善の方法、など)を行い、その後、3回の全体会合を持ちながら段階的に進めます。
対象は(1)病院のトップが医療事故防止に組織的に取組む意思がある、(2)質や安全にかかる改善の取組みを担当する委員会、質管理責任者、及び質・安全業務に一定の時間を割けるスタッフ若干名(リスクマネジメントやQCサークル事務局などの質関連業務との併任でよい)を配置できる、(3)主な部門や職種に質・安全管理のエキスパート(院内専門家)を育成する意思がある、病院です。 (QCサークル活動や同等の活動を行っているか、この機会に始める病院であればなお望ましい。)
平成14年2月10日−11日の会合でスタートとなります。 参加を希望される病院は下記までお問い合わせください。
東北大学大学院医学系研究科国際保健学分野 上原鳴夫
電話 022−717-8197 e-mail: naruo@t3.rim.or.jp